GW中に観た映画ベスト3

今年のGWはAmazonのプライムビデオ祭りをして過ごしました。
そこで、この連休中に観た映画という縛りでベスト3を決めるとしたらこんな感じになるなぁ、というメモを残しておこうと思います。

4人の女子高生が南極を目指すアニメで、通称「よりもい」と言うらしいです。10代特有の繊細な心情や閉塞感にも共感できるし、それを打ち砕いていく眩しさに喪失感で胸がざわつく作品でした。（いい意味ですよ！）

どうして青春が終わってからこんな作品に出会わなければならないんでしょう。アニメってときどきものすごく残酷ですよね笑。当時は自分が抱えているものが閉塞感なのかどうかも分からなかったけど、こういうアニメに共感できるってことはきっとそうだったんだろうな。

グッときすぎて挿入歌をDLしてしまいました。

ずっと気になっていた韓国の映画です。目が覚めるたびに性別や体型、国籍が変わってしまう男性ウジンと、その恋人イスとのラブストーリー。

愛に外見は関係ないよ、という話なのかなと思って見ていたのですが、イスに蓄積されていく不安や苦悩を見ると、そんなシンプルな捉え方を見直さざるを得なくなります。

次の日には外見が変わる恋人を、イスは自分から見つけることができない。ウジンだよ、と声を掛けられてもすぐには確信が持てないし、一日中一緒にいてもやっぱり不安。

これって相手の心を信じることに対する不安や戸惑いそのものを表しているのかなぁ。目に見えないものの取り扱いって繊細ですよね。恋愛に限らず、自分の人間関係を思い返してしみじみしました。

1位：しあわせの絵の具

たまたまオススメに上がってきたから見たのですが、過去イチで好きな作品になりました。

カナダの実話をベースにした物語で、絵を描くことが大好きな女性・モードと、のちに夫となるエベレットとのお話です。

とても静かで淡々としているのですが、2人の間に流れる空気感やその変化がとてもリアル。派手な胸キュンではないんだけど、めちゃくちゃ愛を感じる作品でした。

お互い恵まれた境遇ではないけど、それを嘆いたり、他人を羨んだり、将来を悲観したりせず、目の前の相手や生活を受け止めて、淡々と過ごしている姿も魅力的だなぁと思いました。

こういう生き方、たぶん私にはできないんです。残念ながら煩悩に溢れているし、先々のことや他人のことが気になって仕方ないタチなので。

これが実話だって言うんだから、ほんと素敵。
時間を見つけてまたゆっくり浸りたいと思います。

連休が終わるのは寂しいけど、映画をたくさん見れたのでいいGWでした！